勝手に名盤3

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みなさまこんにちは!

第3回目の名盤紹介は

Donald Fagen / The Nightfly

ドナルド・フェイゲン / ナイトフライ

です

まずはこの懐かしいCMを見てみましょう。

1996年のIBMのThink PadのCM。

今回紹介するアルバムの1曲目の「I .G.Y」が使われていて、「大人の翼」というキャッチコピーがまたいいですね。懐かしい。

 その頃は、マイクロソフトから「Windows 95」が発売されたり、「Yahoo! JAPAN」がサービスを開始したり、パソコンブームだったと思います。
 しかし、中学生だった私には無縁だったし、別世界の代物でしたね。高額でしたし。でも、「科学によって素晴らしい未来を約束されているんだ」って感じがしましたね。

 このCMに使われている「I.G.Y」もそんな曲で、この曲からアルバムがスタートします。

(ちなみにWindows95のCMは、The Rolling Stonesの「Start Me Up」が使われていました。)

 アルバム「The Nightfly」は、スティーリー・ダンのメンバー、ドナルド・フェイゲンが82年に発表した初のソロ・アルバムで、高層ビルが立ち並ぶ都会の夜景を音にしたような、近未来感漂うスーパーアーバンなAORの代表的な作品です。

 タイトル曲の「The Nightfly」の歌詞に描かれているのは、DJのレスター・ナイトフライ氏が「ジャズとおしゃべり」をお届けするWJAZ局の番組。この番組の中でかかっている曲が1枚に収められたような、そんな作品に仕上がっていると私は思います。ラジオ番組なので曲はバラエティに富んでいます。

そして、アルバムのジャケットは番組放送中のレスター氏の様子でしょうか。
時計の針は4時9分くらいを指していますが、深夜でしょう。

 まだ今みたいにインターネットが普及していない時代、ラジオの存在は大きかったと思います。私は特に深夜のラジオ番組を好んで聴いていましたが、音楽や流行にラジオを通して出会っていましたね。
(米軍基地が近くにあったので米軍放送もよく聴きました。)

 きっとドナルド・フェイゲン自身も、レスター・ナイトフライ氏の番組のような深夜放送をせっせと聴いていたんでしょうね。そして、その思いを寄せた曲が、「THE NIGHTFLY」なんじゃないかと勝手に解釈しています。

ここまで完璧なコンセプトと演奏で統一されているアルバムは、今のところ他に見当たりません。

是非!

参加メンバーは


ラリー・カールトン、ディーン・パークス、ヒュー・マックラケン、スティーヴ・カーン、リック・デリンジャー(g)
マーカス・ミラー、チャック・レイニー、アンソニー・ジャクソン、エイブラハム・ラボリエル、ウィル・リー(b)
ドナルド・フェイゲン(keyb、vo)
グレッグ・フィリゲインズ、マイケル・オマーティアン、ロブ・ムーンジー(keyb、synth)
ジェフ・ポーカロ、ジェイムズ・ガドソン、スティーヴ・ジョーダン、エド・グリーン(ds)
マイケル・ブレッカー、ランディー・ブレッカー、ロニー・キューバー、デイヴ・バージェロン、デイヴ・トファニ(horns)
ヴァレリー・シンプソン、フランク・フロイド(vo) 他、と豪華です。

それと、アルバムのジャケットも最高にかっこいいですね!
やってみたくなる気持ちわかります。

ついついやってみたくなるカッコ良さがあると思います。

以上、色々と書きましたが、このアルバムについてもっと知りたい方は、「ナイトフライ」について冨田ラボ(研究所)からの研究成果をまとめた1冊がありますので、そちらをご覧ください。

ナイトフライ 録音芸術の作法と鑑賞法

冨田 恵一 (著)

https://diskunion.net/dubooks/ct/detail/DUBK070

それではまた!


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