にっぽんぐるぐる鉄道の旅 ~福岡市地下鉄空港線編 ③ ~

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こんにちは、Y.K.です。

前回に引き続き、福岡市地下鉄空港線編です。

前回、福岡市地下鉄空港線で走る車両をご紹介しましたが、今回は空港線において、

「次の電車は、どんな車両でやってくるか」

を見分ける方法をご紹介します。

次に来る電車が予測できる⁉︎

 福岡市地下鉄空港線では様々な行き先の電車が運行されていますが、行き先を見ると大体どの電車が来るかを絞り込むことができます。前回ご紹介した通り、空港線では福岡市地下鉄の車両とJR九州の車両が走っていますが、福岡市地下鉄とJR九州で運用範囲が異なるため、このうちのどちらが来るかがわかります。ちなみに、JR九州の車両のみトイレが設置されております(303系・305系ともに1号車(姪浜方面の先頭車両)にあります)。

なお、具体的な型式までは絞り込めないことはご了承ください。

見分け方

 本記事で紹介している内容は、平常ダイヤ時のものです。ダイヤ乱れなどで大幅に運用が変わった場合や、イベントなどで臨時ダイヤが組まれた場合には、この通りではない可能性もあります。

(本記事で使用している鉄道車両アイコンは、「Train Front View 駅旅・ゆけむり研究室」のものを使用しております)

A.福岡空港→天神•姪浜方面

1.姪浜行き

空港線の姪浜方面において基本となる行き先です。

 基本的に福岡空港始発ですが、朝夕は箱崎線の貝塚から運行される電車もあります。

空港線やJR筑肥線に何もトラブルがなければ、必ず福岡市地下鉄の車両で運行されます。しかし、空港線の電車にトラブルが発生したり、筑肥線での事故などで姪浜から筑前前原方面へ電車を走らせられなくなったりした場合は、JR九州の車両が福岡空港発姪浜行きを受け持つことがあります。その場合のみ、どの電車が来るかはわからなくなります。

2.西新行き

空港線の天神~唐人町で日中に見かける行き先です。

 日中にのみ、箱崎線の貝塚を始発として運行されます。なお、箱崎線と空港線の接続駅である中洲川端では、箱崎線ホームに到着するため、空港線ホームでこの行き先を見かけることはありません。

 箱崎線が福岡市地下鉄の車両でしか運行されないため、この行き先は必ず福岡市地下鉄の車両で運行されます。箱崎線でトラブルなどが発生した場合も、JR九州の車両が臨時で使用されるといったことはありません。

3.西唐津行き・唐津行き・筑前深江行き・快速西唐津行き・快速唐津行き

朝夕に運行される、JR筑肥線直通電車の行き先です。

 全て福岡空港始発で運行されます。なお、快速は平日と土日祝で姪浜~筑前前原の停車駅が変わります(平日はこの区間内は各駅に停車、土日祝は姪浜→九大学研都市→筑前前原の順に停車)が、空港線内はどちらも各駅に停車します。

この行き先は空港線やJR筑肥線にトラブルがない限り、必ずJR九州の車両で運行されます。

4.筑前前原行き

全ての時間帯で運行される、JR筑肥線直通電車の中で一番多い行き先です。

 特に日中のJR筑肥線直通電車は必ずこの行き先となります。一部の筑前前原行きは、終点の筑前前原で唐津方面行き電車と接続しています。早朝に運行される最初の1本のみが博多始発であるのを除いて、必ず福岡空港始発で運行されます。

 この行き先については、福岡市地下鉄の車両もJR九州の車両も使用されるため、どちらが来るかについては判別がつかなくなっています。

B.姪浜→天神•博多•福岡空港方面

1.福岡空港行き

空港線の福岡空港方面の中でも最も多く、基本となる行き先です。

 始発駅も豊富で、姪浜、筑前前原、筑前深江、唐津、西唐津から電車が出ます。唐津・西唐津始発の一部は快速として運行されていますが、空港線内は普通と同様に各駅に停車するため、発車案内では唐津行きと異なり「快速」と表示しません。

 日中の電車は、西新か中洲川端で箱崎線の貝塚行きに乗り換えしやすいような時間設定になっています。中洲川端で乗り換える場合は上の階に移動することになるため、階の移動が厳しかったり、ホームの移動で迷うかもしれない方は、同じホームで乗り換えできる西新駅接続の電車のほうがより便利かと思います。

 福岡空港行きのうち、姪浜始発の電車は原則として福岡市地下鉄の電車のみで運行され、筑前深江・唐津・西唐津始発の電車はJR九州の電車のみで運行されます。筑前前原始発の電車は、福岡市地下鉄・JR九州のどちらの電車も使用されます。

次に来る電車がどこ始発か…については、姪浜始発かそうでないかであれば簡単に判別できます。

 駅の改札口やホームにある発車案内表示器に「JR線始発」と書かれていない電車は姪浜以外(筑肥線内)が始発の電車で、何も書かれていなければ(姪浜のみ「当駅始発」の表記)姪浜始発の電車です。また、ホームにある発車案内に表示される前の電車の位置表示にて、電車のマークが黄色であれば姪浜始発、赤色で「JR発」と書いてあれば姪浜以外が始発です。

 なお、姪浜行きと同様に、ダイヤ乱れが発生したり姪浜から筑前前原方面に電車が入れなくなったりした場合は、姪浜始発の電車にJR九州の電車が入る場合があります。

姪浜だけは電車が発車するホームでも判別することができます。

 姪浜の1番のりばにはJR筑肥線始発の福岡空港行きが来るため、どちらが来るかの判別は困難です。しかし、2・3番のりばには姪浜始発の福岡空港行き・貝塚行きが来るため、福岡市地下鉄の電車が入ることになります。4番のりばはJR筑肥線方面に向かう電車が来るため、判別方法は筑前前原行きなどと同様になります。

2.貝塚行き

空港線内では日中は西新始発、朝夕は姪浜始発で走る、箱崎線直通の電車です。

 西新行きの項目でお話しした通り、箱崎線の電車は福岡市地下鉄の電車のみ使用されるため、この行き先は必ず福岡市地下鉄の電車で運行されます。

3.博多行き

空港線の終電として1日に1本だけ登場する、姪浜始発の博多行きです。

 この記事を書いている段階のダイヤでは深夜0時に姪浜を発車するため、福岡市民の方々でも実際に見たことがない方も少なくないかもしれません。

姪浜始発福岡空港行きと同様、必ず福岡市地下鉄の電車で運行されます。

 このように地下鉄空港線の電車には様々な行先がありますが、行先がわかるだけでどんな電車が来るか、ある程度絞り込むことができるということがわかったかと思います。

今年7月から始まった「にっぽんぐるぐる鉄道の旅」をご愛読いただきありがとうございます。来年も楽しく記事を書かせて頂きますのでご期待下さい。

それでは皆さま、良いお年をお迎え下さい。

次回は、福岡市地下鉄空港線の駅についてご紹介します。


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